株式会社 協同病理
医師・医療機関の方へ
最終更新日:2012.02.23


[1] 私達は、正規の登録衛生検査所の行う医療関連サービス業務として健康保険法に基づく「(一般)医家診療報酬」の対象となる病理学的検査を受託・提供しています。(登録番号:神医第04D-001号)

(1)受託内容

現在受託・提供している内容の診療行為区分番号と診療行為名(検査項目名)は次の通りです。

 「特掲診療料」--「N 第13部病理診断」--「第1節 病理標本作製」
     N000  病理組織標本作製
             ヘリコバクター・ピロリ鏡検法

     N001  電子顕微鏡病理組織標本作製

     N002  免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製
             1 エストロジェンレセプター
             2 プロジェストロンレセプター
             3 HER2タンパク
             4 その他

     N004  細胞診
             1 婦人科材料
             2 その他
医療関連サービスマーク
E(5)-1106280439


(2)資格

病理組織検査は病理専門医・口腔病理専門医臨床検査技師・電顕技士が、細胞診検査は細胞診専門医(指導医)・細胞検査士CFIAC,CTIAC)が行っています。



(3)コンプライアンス及び第三者評価等

私達の衛生検査所登録番号は [ 神医第04D-001号 ](旧登録番号:医第4-01号)です。
私達の医療関連サービスマーク認定番号は [ E(5)-1106280439 ]です。
私達の日本臨床細胞学会認定施設番号は [ 第0024号 ]です。
私達の日本臨床検査技師会登録施設番号は [ 928-0322 ]です。
私達の電顕に関する国際規制物質使用許可番号は [ 文科科第1120号 ]です。
私達の高周波設備(医療用設備)利用許可番号は [ 近高第1001763号 ]です。
私達の固定液に関する毒物劇物製造業登録番号は [ 兵製第143号 ]です。
私達の固定液に関する毒物劇物一般販売業登録番号は [ 神保第毒04a120号 ]です。
私達は日本臨床検査技師会の外部精度管理プログラムに参加しています。
私達は日本臨床細胞学会の外部精度管理プログラムに参加しています。
私達は兵庫県医師会/兵庫県臨床検査技師会の外部精度管理プログラムに参加しています。



(4)受託方法

原則として他の登録衛生検査所・医療関連サービス(検体検査・臨床検査)会社からの二次受託(再受託)の形式で業務を受託しており、個別の医療機関からの直接受託は行っておりません。 私達は他のすべての検査所・検査会社と公平・平等に接していますので、当社の受託業務に関するお問合せ/ご希望は現在自施設とお取り引き関係のある検査所・検査会社にご相談ください。

原則として直接受託を行わない理由は、通常の衛生検査所業務(検体検査)では検体の収集・輸送などの「デリバリー・サービス」が常態化しているのに対して、私達は営業・集配部門を有さない特殊な専門検査所であり、衛生検査所指導要領に基づく「搬送」の責を負えないからです。 従って、研究(非診療)業務に関するものや、依頼される側で検体の搬送等を行って下さる場合には直接受託は可能です。ご不便をお掛けしますが、限られた経営資源をできるだけ技術部門に集中するためであり、御理解のほどどうか宜しくお願い申し上げます。




(5)その他

検査方法、検体の取扱いなどの詳細は「検査案内書」をご覧ください。

検査の実施および精度管理上、必要な情報の御提供を任意でお願いすることがありますが、これは「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」(平成16年12月24日 厚生労働省)V.5.(4)では「個人データの第三者提供」には該当しないものとされています。可能な範囲で御協力をお願い致します。

検査終了後の標本(画像情報を含む)の一部や残余分を匿名化した上で教育・研究用に用いることがあります。
若い医師・技師の教育・訓練にはどうしても実際の標本(症例)が必要です。下記見解を尊重し、個人情報管理に注意致しますので御理解・御協力・御配慮をお願い致します。  病理検体を学術研究、医学教育に使用することについての見解(平成13年11月27日 日本病理学会)
 臨床検査を終了した検体の業務、教育、研究のための使用について(平成14年5月25日 日本臨床検査医学会)



[2]私達は、病理検査部門を有する施設も含め医療機関等の診療・研究に対する支援業務を行っています。

(1)部分業務のサポート

私達の特徴は柔軟であること、他人と協働できることです。病理検査自体は自施設で行っているか、または他の検査所に依頼しているが、一部実施できない項目がある場合など、一連の工程のうち部分的な業務のみをお引受けしています。 (例えば、ブロック作製のみ、未染標本作製のみ、HE標本作製のみ、特染のみ、免疫組織化学のみなど)貴施設のスタッフと協働して業務を補完的にサポートします。



(2)緊急時の支援

機器の故障やスタッフの病気などのリスクはどこの施設にもあります。そういう時の”ちょっと手助け”がどれほどありがたいものか私達は知っています。私達のキャパシティーの許す範囲内で、期間限定の代替業務(臨時的アウトソーシング)についてもご相談に応じています。(ただし、私達自身にも繁忙期があります)



(3)研究支援業務

研究者の方へ」をご覧ください